ランサーズ担当者より 事例紹介
「とことん伴走します!」。地域の企業に寄り添い、プロ人材と長く続く「結び目」をつくりたい

「プロ人材に仕事を頼みたいが、誰に依頼すればいいのかわからない」。
そんな企業様に最適な人材を紹介するのが「ランサーズ専任マッチングエージェント」(以下、ランサーズ専任エージェント)です。全国を担当するエージェントのほか、地域事情を理解した地域特化のエージェントが活躍しています。
静岡県のランサーズ専任エージェントである古澤美貴さんは、「地域の力になりたい」という思いから、
一社一社に寄り添い、「とことん伴走します!」という姿勢で誠実に対応し、地域の企業様の信頼を集めています。
古澤さんにエージェントになった経緯や仕事への取り組み方、プライベートで行っている地域活動や家庭との両立などについて伺いました。
▶️古澤 美貴
静岡地域のランサーズ専任マッチングエージェント。また、自身もプロ人材としてInstagramの投稿代行、Canvaを使ったチラシデザインなども請け負う。岐阜県出身、男の子3人の母。
https://www.lancers.jp/profile/m-furu
営業、店長、エリアマネジャーを経てランサーズ専任エージェントの道へ
――ご経歴や静岡に移住した経緯を教えてください。
岐阜県で生まれ育ち、社会人として最初に勤務したのは不動産会社の総合職でした。土地活用の営業を担当し、2年目にはアソシエイトに昇格しました。ブライダルジュエリーの会社に転職した後は、静岡本店や名古屋本店の店長、東海エリアの副マネジャーを務めました。お客様のお気持ちに寄り添って接客していたことで深くご信頼いただき、結婚式にご招待いただいたこともありました。
結婚を機ににブライダルジュエリーの会社を退職し、夫の実家のある静岡県に移住。3人の子どもを出産し、育児をしながら衣料品販売店で6年半働きました。
私のキャリアは人と接する仕事が中心で、常に相手のためにできることを考えて行動してきました。「あなたに相談してよかった」。そう言ってもらえることが喜びであり、仕事のやりがいでした。
――古澤さんがランサーズ専任エージェントになった経緯を教えてください。
家庭の事情で衣料品販売店を退職し、少しして生活が落ち着いたタイミングで、時間に縛られない働き方で仕事をしたいと考えるようになりました。すると、たまたま子どもが学校から「静岡県ではじまる多様な「新しい働き方」きっかけセミナー」(※)のチラシを持って帰ってきたんです。「オンラインで時間や場所に縛られずに仕事をする」という働き方が、まさに自分が探し求めていたものだと気づき、すぐに申し込みをしました。
セミナーへの参加をきっかけに「スキルアップ講座」を受講し、オンラインで働くことに特化したSNS投稿代行とCanvaでのデザイン制作のスキルを身に付けました。
※静岡県とランサーズが2023〜2025年度に実施した「クラウドソーシングを活用した働き方の実践支援」事業の一つとして、時間や場所を選ばない「新しい働き方」を案内するセミナーやオンラインでの仕事に役立つスキルを学べる「スキルアップ講座」が開催された。
(参考:「次世代の働き方『クラウドソーシング』を活用した静岡県の取り組み事例」)

「『新しい働き方』きっかけセミナー」の案内チラシ
――ランサーズ専任エージェントになった経緯を教えてください。
セミナーの受講を機に、ランサーズ専任エージェントとセミナーの運営事務局へのチャレンジの機会をいただいたんです。
ランサーズ専任エージェントの仕事は不動産会社での営業スキル、接客業での相手の気持ちを考えた対応スキルが活かせるし、何より、大好きな静岡の発展の力になれる。「ぜひチャレンジさせてください!」とお答えしました。
経営目線からの候補者の提案に企業様も納得。長く付き合えるパートナーを紹介したい
――これまで携わったなかで、印象に残っている案件があれば教えてください。
特に印象に残っているのは、浜松市のリサイクル着物販売会社「Colorful Studio」様の案件です。
海外・国内の販路拡大、商品開発について相談できる人材を探しておられたので、アパレル業界経験者など、企業様と親和性が高い3名をご紹介しました。
企業様はその中で、アパレルを経営していて、経営目線からも支援ができそうな候補者と契約。その方は企業様の状況をふまえて、「まず海外ではなく、国内の基盤を整えた方が良いのではないか」という提案をされたんです。それに企業様も納得されて、国内事業の改善から始められました。当初の契約期間終了後も、継続してご依頼され、現在もパートナーとして一緒にプロジェクトを進めていて、今後当初の目的だった海外展開にも取り組まれるそうです。

Colorful Studio様の事例インタビュー記事(https://www.lancers.jp/c/case/29735/)
――企業様の潜在的なニーズをつかみ、最適な人材をご紹介したことで、企業様にご満足いただけたのですね。
私はランサーズ専任エージェントは企業様とプロ人材の「結び目」をつくるのが仕事だと思っています。多くの企業様はご相談いただく事項以外にも、さまざまな課題を抱えていらっしゃいます。だからこの先も長く支援ができそうな、企業様の右腕となってくれそうな方をご紹介できるよう努めています。この案件ではそれが実現できてうれしかったです。
高いコミュニケーションスキルで企業様のニーズを言語化。誠実な対応に企業から信頼
――候補者の選定・紹介のときは、どのようなことを心がけていますか?
「企業様のご希望」と「候補者からの誠意ある提案」、その両方を最大限尊重することを心がけています。
企業様の中には希望が漠然としているケースも少なくありません。例えば「SNSの売上を伸ばしたい」というご希望でも、「SNSのフォロワーを増やしたい」「PVを増やしたい」「ECサイトに誘導できるようにしたい」では、対策が大きく違います。そこでヒアリングを重ねて、ニーズを言語化する必要があります。まだまだ修行中ではありますが、ここがランサーズ専任エージェントとしての腕の見せどころだと感じています。
企業様のご希望が明確になったら、それにマッチする候補者を選定します。候補者には企業様との面談に向けて、「先方はこういった悩みをお持ちなので、それを解決するご提案をすると喜ばれますよ」「この経歴をしっかりお伝えされると、先方は一緒に働くイメージがしやすいと思います」といったアドバイスをしています。
一方で企業様には「1人目の候補者は、この分野の経験が豊富です」「2人目の候補者は、今後の事業拡大において力になっていただけます」などと、その候補者を選んだ理由、企業様との親和性を具体的に説明しています。
そうすることで「企業様のご希望」がしっかりと候補者に伝わり、「候補者からの誠意ある提案」につながると実感しています。
――「企業様の力になりたい」「いいご縁をつなぎたい」という誠実な姿勢が伝わる対応ですね。
ありがとうございます。企業様から「いい方を紹介してくれましたね」「古澤さんは私が求めていることをきちんと理解してくれているね」といった声や、「候補者から新しい視点での提案をもらったよ」という感想をいただいたときは、「企業様のお役に立てて本当によかった」と心から実感します。
――やりとりを重ねて言語化するというのは、これまでの営業や接客業の経験が生きていますね。
根本的に「人が好き」という想いがあります。だからこそ、どんな方とも前向きに対話を重ねられますし、それが自分の強みだと思っています。企業様とのコミュニケーションは緊張するのですが、状況に応じて子育ての経験や地域の情報などをお伝えし、少しでもお役に立てる話題を提供するよう心がけています。
どの企業様にも「とことん伴走させていただきます!」という気持ちで、誠心誠意対応しています。
地域の防災啓発活動にも全力で取り組む。家庭も仕事も「やりたいことを諦めない」
仲間と一緒に地域で防災啓発活動をしています。
活動を始めたきっかけは、地域の「まちづくり講座」です。2022年の9月、静岡を台風15号が襲い、私が住んでいた地域で断水が起きました。そのとき給水ボランティアに参加したのですが、給水車がくることを知らない人も多く、デジタル・デバイド(情報格差)を感じました。
まちづくり講座では「みんなに愛される持続可能な地域になるために何が必要か」というテーマについて話し合ったのですが、私は台風15号の経験から「安全・安心」が一番大事だと思ったんです。情報格差なく、みんなに必要な情報が届くようにするために、講座の参加者と一緒に「取りこぼさない防災」を掲げて活動を始めました。
――具体的にどういった活動をしているのですか?
自治会単位での防災ミニ講座の開催、地域と企業をつなぐ活動、防災情報の発信、オリジナルの「防災かるた」制作などを進めています。
Instagramで情報を発信しているのですが、実はこれにはスキルアップ講座で学んだSNSの発信スキルを活用しているんです。かるた制作や企業協賛を募るための資料作成に講座で学んだデザインスキルを、企業への電話にランサーズ専任エージェントの仕事で身に付けた営業スキルを使っています。
これまで学んできたことことを活用して、少しずつ地域にお返しができるようになってきたと思います。
――すべてが今の仕事、地域活動につながっているのですね。
そうなんです。スキルアップ講座などで出会った仲間とは、「しずフリ」という静岡を拠点に活躍するフリーランスコミュニティの中で、オフ会や部活動として静岡を盛り上げる活動も始めています。こちらもワクワクドキドキです。

「しずフリ」オフ会(2段目、左端が古澤さん)
――毎日充実している様子が伝わってきます。仕事、地域活動で忙しいと思いますが、家庭とはどのように両立させていますか?
子どもは小学生1人、高校生2人で、みんな別々の学校、しかも2人は受験生です。宿題チェック、学校行事やオープンキャンパスなどで平日も休日もバタバタで、夫は仕事で帰りが遅いので、日々時間のやりくりに必死です。
でも家庭のことは手を抜きたくないし、ランサーズ専任エージェントの仕事も頑張りたい。地域活動は私にとって大切なライフワークです。どれも諦めたくない。だから家の中は断捨離を進めて家事を効率化し、工夫とアイディアで乗り切っています。おかげで食べ盛りの男子たちの腹を満たせる、手軽なかさまし料理が得意になりました。
――どれかを諦めるのではなく、工夫とアイディアで乗り切るというのはステキです。そんな忙しい日々でリラックスできる時間を教えてください。
私、柿が大好きなんです!故郷の岐阜県は柿が名産で、柿を見つけるとつい買ってしまいます。2個くらいペロッと食べてしまうので、食べすぎないように気をつけています。あとは休憩時間に美味しいコーヒーを飲みながら、愛猫と遊ぶのが癒しの時間です。
――柿のシーズンは、お腹も気持ちも満たされますね。最後に今後の目標を教えてください。
スキルアップ講座やランサーズ専任エージェント、地域防災活動に挑戦して、「やらなければいけないこと」がたくさんあるときでも、「やりたいこと」は諦めなくていいとわかりました。今後義両親の介護にかかる時間が増え、仕事や地域活動に使える時間は少なくなるかもしれません。それでも諦めずに、すべてを楽しんでいきたいと思います。
▶️文:ひろみね
元報道記者でライティング歴は10年以上。企業の導入事例・採用インタビュー記事、企画コンテンツなどを多数執筆。記者・ライターの視点を活かして企業の広報・PR活動にも従事している。
https://www.lancers.jp/profile/Merry5




