地方創生の取り組み
事例紹介
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の島々を舞台とした大規模な現代アートの祭典。世界で認められている、日本有数の祭典です。島々の美しい歴史と文化が、現代アートの新しい表現方法と融合。訪れる人は、瀬戸内の文化を再発見できます。地域の人々と世界のファンがこの祭典を下支え。瀬戸内国際芸術祭を通じた地方創生をご紹介しましょう。
香川県高松港の近くにある、サンポート高松。ここで瀬戸内海のアートと島々を巡る「瀬戸内国際芸術祭」の開会式が行われます。瀬戸内海の12の島々と2つの港が祭典の舞台。アートを道標に島々を巡りながら、島々で育まれた文化や暮らしに出会えます。
この大きな現代アートの祭典には、全国からたくさんの人が来場します。世界にファンも多数。瀬戸内の美しい自然と文化が、現代アート作品と一体化しています。ここではまちも人も、すべてが作品なのです。
この祭典は、春、夏、秋の3会期あります。季節ごとの瀬戸内の美しさを堪能しながらの作品鑑賞。「あるものを活かし、新しいもの生み出す」が理念です。世界からの参加者も多く、なんと30以上の国と地域から、200組を優に越えるの世界のアーティストの作品が展示されます。
ここはアジア・世界とのひとつの交流の場なのです。瀬戸内の食を楽しむ「食プロジェクト」や、獅子舞など伝統文化の情報発信なども、ローカルとグローバルでの交流に一役買っています。
一風変わった作品が多いのも現代アートの特徴。歴代町長が作品に登場するなど、地域一丸で芸術イベントを盛り上げています。それだけではなく、世界で5000人のサポーターがこの芸術活動を支援。個人や団体での寄付によって、この活動が継続されています。
こうしたサポートへの感謝として、香川県は芸術の発展に力を注いでいる最中です。アートを通じた出会いと文化の発見。瀬戸内海の美しい自然と文化に老若男女が誇りを持てる、そんな祭典です。
瀬戸内海の文化・自然と融合した瀬戸内国際芸術祭。美しい島々を舞台に、世界中のファンと地域の結びつきがアート作品を盛り上げています。今後もたくさんのファンが訪れることでしょう。現代アートを通じて、人と人、島と島、国と国との交流の場ができあがっています。
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